下降局面では売りから入る
FX初心者にとって初期の頃のおすすめは「短期スイングトレード」戦略です。
【参考記事⇒】基本は短期スイングトレード戦略
この短期スイングトレード戦略に慣れてきたら、次は下降局面において売りから入る取引を取り入れてみましょう。
この取引ができるようになると様々な局面に合わせた取引が可能になります。
下降局面で売る
レンジ相場にて行う最初のおすすめ戦略である短期スイングトレード戦略。そしてこの短期スイングトレードの次に試すのは上昇局面において買う取引です。
そして3番目の取引はその逆、下降局面において売るという取引です。
上昇の逆は下降、そのためわざわざ切り出して説明することもないと考えている人が多いと思いますが、上昇と下降では初心者にとっての心理的ハードルや状況が異なってくるのです。
初心者にとって下降局面で売りから入るというのは結構難しいです。
なぜ難しいかというとまず売りから入るという行為自体が実体験と合わないため、敬遠されがちなのです。
日本人の8割は買いから入るというデータもあるくらいです。
これは下降を待つより上昇を待つほうが、心理的にも楽ということも影響していると思います。
さらに初心者は、「これだけ下がったんだから、もう上がるはず」と考えてしまいます。
これは上昇したときに「これだけ上がったんだから、もう下がるはず」と思うよりも強く感じてしまうと思います。
この現象は不思議なもので、ドル円相場はなんとなく上昇し続けるものとい意識が働いているんだと思います。
思い切って売ってみよう
最近は本当に一度上昇したら上昇を続ける、下降したら下降し続けることが多いです。
これは短期投機筋といわれている投資というより投機(なんとかして相場を動かして儲けること)をしている連中の台頭が理由です。
この短期投機筋は相場を安定させようと気持ちは微塵もなく、逆に相場を荒らして儲けようとしています。
そのため上がったらもっ上げようとするし、下がったらもっと下げようとするのです。
そのため下がったからもう上がるはずという常識は通用しないのです。
ナンピンは禁止
それでも下がったら、買ってしまうことがあると思います。
そして無情にもさらに下がってしまったときにどうするか。
ここでさらに買い足す行為を「ナンピン」と呼んでいます。
しかし初心者はナンピンはやめましょう。はっきりいっていいことないです。
損切のタイミングを見失うだけで、損失を拡大させます。
ナンピンは中級者以上で資金に余裕がある場合のテクニックですので、初心者のうちは控えましょう。
最初は売りから入ることは心理的抵抗も大きく、難しいと思いますが、これができるようになるといろいろな局面で利益が出せるようになります。
売りの取引は中級者への必要なテクニックですので、ぜひ試してみてください。
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